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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

イコラブ(正式名は=LOVE)メンバーのtwitterフォロワーが1000人以上増えた日などについて

世の中では有名人のtwitterのフォロワー数が人気の指標の一つだと見なされることが多いようです。でも、異なる分野の有名人をフォロワー数という一次元の尺度だけで比較しても、そんなには意味をもたらしません。

例えば以下のサイトを観ると、240万人くらいのフォロワー数を有する有名人は藤田ニコル(2,445,566人)、孫正義(2,428,425人)、指原莉乃(2,391,198人)、糸井重里(2,358,817)の順になっています。でも、この順序が何らかの情報をもたらすことは少ないと思います。それから、この順(フォロワー数の観測:2019年3月17日の16時42分)は、例えば2ヶ月後には変わっている可能性があります。
http://park.geocities.jp/twi_project/data/new/fnp/fn100.html

フォロワー数から得られること1つは、フォロワーが急増した際にはその有名人に何かが起きた可能性があることです。例えば、指原莉乃のフォロワーは1月14日に1万6千人増えています。調べてみると、セクハラ発言が原因で炎上しそうになった松本人志への消火tweetを彼女が施して、松本人志がそれに応答tweetをしたことが分かると思います。

彼女の一日あたりのフォロワー増について基本統計量を算出すると(2月初めから3月16日まで)、平均値(μ)は約700人であり、標準偏差は540人(σ)でした。こレに基づくと、所謂“2σ”と言われる1780人(μ+2σ)以上増えた日には特別なことが起きた可能性がありです。彼女の消火活動は約28σに該当しますから、かなりの出来事だったことが分かります。


さて、指原莉乃がプロデュースする女性アイドルグループ=LOVE(愛称:イコラブ、12人組)の場合は、閾値を下げる必要があります。残念ながら、一般的な広い知名度では彼女に大分(だいぶ)及ばないからです。

イコラブは、2018年におけるCD売上(女性アイドルグループ)では所謂48系と46系を除けばモーニング娘の次に位置します。また、イコラブはアイドル好きの女子大生には人気があります。

https://twitter.com/UNIDOL_EXCO/status/1092619933362532352

でも、メディア/テレビにおいて決定権を有する層(年配男性)には届きにくいのか、メディアの扱いはあまりありません。また、地上波テレビでのレギュラー番組はありません。


イコラブメンバーのtwetterのフォロワー数は、最も多い齊藤なぎさでも約11万人です。このため、大きな出来事が起きたという判断するための閾値指原莉乃よりは少なくなります。例えば、1000人増以上の日には大きな出来事があった可能性があります。

イコラブメンバーにおいて該当する日を、去年の4月からのほぼ1年において抜き出して表にしました。2018年7月2日~7月4日のように複数の日にわたる場合があるのは、観測を必ずしも毎日は行っていないためです。それから、数値を100単位の概数にしました。これは、観測が厳密に同じ時間ではないので(ほぼ21~22時)、厳密なデータと見なされては困るからです。

この表を見ると、大部分の該当観測が齊藤なぎさのものであることが分かります。他のメンバーに対しては閾値を低くする方が良さそうです。


表からは、3つの大きな出来事があったことが分かります。(1)齊藤なぎさの「スカッとジャパン」(フジテレビ)の1分間ドラマへの出演(6月11日)、(2)日比谷野外音楽堂におけるライブ付きイベント(7月1日)、そして(3)佐々木舞香の4ヶ月半売りの復帰(12月9日)です。

齊藤なぎさのフォロワー数は、「スカッとジャパン」の1分間ドラマへの出演をキッカケに急増しました。この結果、大谷映美里を8月の初めにかわして、イコラブにおけるフォロワー数のトップになりました。

さらに齊藤なぎさは、自ら自分の動画をtwitterに載せることによって、フォロワーを増やす術を身につけました。フォロワーが11万人に至ったのも、動画tweetによる1000人以上の増加が4度もあったからです。

日付 文章 リツイート いいね数
2018年7月6日 きょうで、15歳になりました。これからもよろしくおねがいします。みんなのことがずっとだいすきです 6,506 32,641
2019年1月12日 しあわせをありがとう。どのお洋服と髪型が好き? 1,656 11,503
2019年2月26日 好きってどうしたら伝わるかな? 3,846 38,031
2019年3月9日 ウインク☺︎ 4,782 32,806


フォロワー数においてメンバー間の格差が広がることを懸念する人もいます。でも、イコラブが更に躍進するためには、もっとフォロワーがいる方が望ましいです。何故ならば、プロデューサーである指原莉乃インフルエンサーであり、そのtwitterの情報拡散力は高いですが、ファンやファンになる可能性がある人に響くのは、メンバーによるtweetだからです。

そこで、齊藤なぎさフォロワー数がどのくらいの意味合いであるかを把握するために、イコラブメンバーをAKB48グループのメンバーと共に散布図にプロットしてみました。AKB48グループのデータは3月11日に以下のページから得たものです。
https://tw48.net/rank

散布図ではフォロワー数を縦軸にして、横軸を開設からの日数にしました。以降、簡略のために“公開日数”とします。

当然ながら、公開日数が多いほどフォロワー数が多い傾向があります。認識しておく必要があることは、同じ公開日数でも、それまでの活動期間が長い方が有利なことです。このため、活動日数を加味した指標の方がフォロワー数との相関性は高いので横軸としては妥当かもしれませんが、指標に任意性があるという問題があります。

全ての者(AKB48グループ:253人、イコラブ:12人)をプロットすると、イコラブメンバーは密集して細長いドットにしか見えません。そして、当然のことながら、AKB48グループの有名メンバーよりはフォロワー数かなり少ないです。具体的には、指原莉乃を始めとして、柏木由紀横山由依(以上AKB48)、宮脇咲良HKT48)などです。

なお、宮脇咲良は現在はIZ*ONEメンバーとして活動に専念しているためにtweetしていませんが、外国人のフォロワーが増えています。下に示す詳細散布図においてラベルしてある矢吹奈子HKT48) 、本田仁美AKB48 team8)も同様です。IZ*ONEの効果の割合が最も多いのは、以前はフォロワーが多くなかった本田仁美です。現在はteam8において最多のフォロワーを有するようになりました。

この散布図だけを示すとイコラブは大したことがないという印象しか残らない懸念がありますので、一部を拡大した詳細散布図を示します(1000日以下、25万人以下)。なお、表示対象外となった1000日以下の者は宮脇咲良だけです。

この詳細散布図を見ると、齊藤なぎさ大谷映美里はかなり健闘していることが分かります。イコラブは、活動が始まって10日後の開設でしたので(初ステージ:2017年8月5日、開設:8月14日)、開設の際には知名度が低かったことを知ると、より健闘していることが分かると思います。

これに対して、名前をラベルしてある48系メンバーはある程度の知名度を有する状態でtwitterを開設しました。まず、彼女たちは知名度があるAKB48グループの一員です。そして、初ステージから少なくとも1年以上を経てからの開設だと推測します。


イコラブメンバーと同じ程度の公開日数を経たAKB48グループメンバーで、2人を上回っている者は、上述の矢吹奈子の他は荻野由佳(NGT48)と田中美久HKT48)だけです。

NGT48メンバーは、荻野由佳がAKB48選抜総選挙2017年において順位が急上昇した後の持ち上げ気味の報道によってフォロワーが上昇気味になりました*1。でも、去年の12月からは、例の事件によってほとんどのメンバー、特に荻野由佳などにマイナスの影響が出ています。例外は発端となった山口真帆です。以前の彼女はフォロワー数では目立たない存在でしたが、現在ではフォロワーを増やしてNGT48において3番目に上昇しました。


さて、イコラブメンバー(公開日:574日)のフォロワー数平均は45211人(訂正)であり、その公開日数の±100日内のAKB48グループメンバー71人(平均公開日562日)のフォロワー数平均は35943人でした。つまり、AKB48グループの方が平均が低いです(標準偏差は大きい)。

これは、AKB48グループには浮上できないメンバーがいる結果だと推測します。人数が多くて選抜制があるAKB48グループの特徴であり、加入が比較的に容易なことの裏返しです。それに加えて、AKB48グループではセンターなどの少数メンバーに機会を集中させる傾向があります。特に顕著なのはワントップ体制のSKE48STU48です。前田システムと呼ばれていた、かつてのAKB48もそうでした。

これに対して、AKB48グループに比べると少人数であって非選抜制のイコラブでは、全メンバーにその潜在能力を発揮してもらう必要があります。そのため、センター以外のメンバーにもできるだけ多くの機会を与えるように気が配られてます。このことは、センターの脇にビジュアルの2トップを配し、さらに2人の歌姫を備えていることからも分かります。

とはいえ、AKB48グループはアイドルを目指す若い女性には魅力的な存在なのだろうと思います。少なくとも知名度があるAKB48の一員という自負は得ることができるからです。それに、大手のグループ以外で、イコラブくらい順調なグループは少ないです。


ーー以上ーー

*1:彼女の躍進はいわゆる柱王による大量投票がもたらしたものとされていますが、新潟県民による大きな支持に起因するという報道がされました