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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「=LOVE ≠ME スペシャルコンサート『24 girls』」と、そこで公表されたイコラブ6thの発売(日比谷野音、2019年8月17日)

指原莉乃がプロデュースする2つのアイドルグループの合同コンサート「=LOVE ≠ME スペシャルコンサート『24 girls』」が日比谷野音で開催されました(2019年8月17日)。私は参戦しませんでしたが、Youtubeでの中継(無料)を観ました。

一応説明しておくと、=LOVEは一昨年にデビューして、5枚のシングルを発売しています。これに対して、≠MEは今回が2度めのステージになりました。

映像から判断すると、盛況であったようです。また、様々な情報から、席は立ち見席を含めて完売したことが分かりました(収容人数:3,038名)。

今回は、夏の暑い時期に野外での開催でしたので、極めて厳しい現場になる可能性があると予想したファンもいたようです。その中、特に年配や女性には断念した人もいたかもしれません。ちなみにイコラブファンには10~20代が多いです。そして、10代では女性の方が多い印象があります。

チケットが手に入らなかった人もいることも合わせれば、来年に東京近郊の屋内で開催されるならば、5000名くらいのキャパの会場でも十分に埋まると推測します。


タイトルにある24girlsは両グループ(各12名)をあわせた人数からです。以降、=LOVEと≠MEを、それぞれ、その愛称であるイコラブとノイミーと称します。両グループ全体については、24girlsと称することにします。


コンサートでは、アンコール(2曲)を含めて延べ20曲が披露されました。延べと記したのは、オープニングの最初の曲とアンコールの最後の曲(2曲目)は、共に「スタート!」だからです。

具体的なセットリストについては、以下の記事(モデルプレス)にあります。もちろん、コンサートの概要も分かります。

mdpr.jp


20曲の内訳は、イコラブとノイミーの単独によるものが5曲づつであり、後の10曲は24girlsによるものでした。本編ではノーミーとイコラブそれぞれのステージが中程において続けてありました。24girlsによる披露は、本編では、その前後の3曲(オープニング)と5曲、そして、アンコールにおける2曲に分かれました。なお、ノイミーの持ち歌は現時点では1曲なので、残りの4曲はカバー曲でした。

セットリストは指原莉乃によるものであり、いつもどおりの優れたものでした。オープニングの3曲は、コンサートの開始に似つかわしい「スタート!」、今の時期に似つかわしい「部活中に目が合うなって思ってたんだ」、そしてイコラブの最新曲である「探せ ダイヤモンドリリー」でした。そして、アンコールは、24girlsとしての新たな船出を表す「今、この船に乗れ!」と新たなスタートを表す「スタート!」でした。


圧巻だったのはイコラブのステージでした。これを観て、イコラブでは多くのメンバーが歌唱において力量があることが分かった人は多いと思います。

イコラブのステージは、ノイミーのステージが終わった後に暗くなり、仄暗く照らされた正面のカーテンから、佐々木舞香野口衣織と登場したところから始まりました。2人によって披露されたのは、ユニット曲である「虹の素」でした。

それが終わると再び暗くなり、諸橋沙夏の独唱から「記憶のどこかで」が始まりました。この曲(主センター:諸橋沙夏、副センター:野口衣織)は、良曲であるのにもかかわらず、ダンスにおける負荷が多いためにセットリストから除かれることが稀ではありません。でも、合同コンサートでは単独コンサートよりも負荷が若干下がることで、印象的な形で使われたのかもしれません。

3曲目は、野口衣織(センターではないです)の代表曲とみなされている「手遅れcaution」でした。この曲では、彼女の憑依的な歌唱が見どころであり、今回は画像として残したら驚かせそうなカットもありました。

4曲目は、齊藤なぎさ齋藤樹愛羅のWセンター曲である「いらないツインテール」となりました。ヘビメタ風の曲なのでそれまでの3曲と同様に明るめではないのですが、盛り上がる曲です。

そして、イコラブのステージの最後を飾ったのは、「Want you! Want you!」でした。この曲は髙松瞳が“イコラブの太陽”らしいところを存分に発揮するキラキラ感が溢れるおしゃれな曲です。


ノイミーのステージでは、4つのカバー曲の後に、初のオリジナル曲である「≠ME」(センター:冨田菜々風)が披露されました。「≠ME」は、ノイミーのステージデビューとなったTIF2019に続く披露となりました。

4つのカバー曲は、秋元康がプロデュースする4グループ(AKB48欅坂46、日向坂46、乃木坂46)から指原莉乃が気に入っているライブ映えする曲を1つづつ選んだのだと思います。具体的には、「言い訳Maybe」、「世界には愛しかない」、「キュン」、「制服のマネキン」でした。イコラブファンには46系由来のファン、次に48系由来のファンだけでなく、兼ヲタも少なくないので盛り上がったようです。

ちなみにイコラブのファンには上記の2系統が多いのですが、声優系やジャニーズ系を含む様々な系統のファンもいます。ノイミーのファンも、割合は少し変わるものの、ほぼ同様ではないかと推測します。

さて、「≠ME」に関してもう少し述べるならば、TIF2019の中継(ニコニコ生放送)に比べるとセンターが冨田菜々風であることが分かりにくいカメラワークのように感じました。もしかしたらば、オープニングの際に、山本杏奈(イコラブ)が冨田菜々風ではなく鈴木瞳美と谷崎早耶に話をふったことへの違和感が私の場合には残留したために、そう感じただけかもしれません(中継の公的アーカイブがないので再確認はできていません)。


このコンサートは全体的には、非常に良いコンサートでした。ノイミーが短い期間でここまで辿り着いたことが分かったと同時に、ノイミーという対照ができたことによって、イコラブが成長したことも分ったからです。

現在はイコラブを介してノイミーを知る人が多いのです。でも、やがてはノイミーを介してイコラブを知る人が段々と増えてくるのだろうと思います。今回も、度合いは分かりませんが、ノイミーに対する興味においてコンサートを観た人もいるようです。


問題をあえて上げるならなば、披露された延べ20曲の内の半分10曲が24girlsによるものだったことです。もちろん、24girlsがコンサートタイトルなので、その趣旨には叶っているとは思います。そして、ノイミーの持ち歌が1曲だけなので、両グループの扱いを同じにするならば仕方という事情も分かります。とはいえ、いささか多すぎたという印象は否めませんでした。

マイナスの影響を多く受けたのは、イコラブにおいてソロパートが少ないメンバーだと思います。それでも会場の観客は全てのメンバーを見えるのですが、Youtubeで観ている者にはカメラ割りに入っていないと観えません。ソロパートを務めるメンバーはノイミーメンバーと歌っても、画面に映る面積が減っただけでしたが、ソロパートを務めない場合には、画面に映る機会事態が減ったからです(1/2~1/3)。

残念ながら、今回のカメラワークは24girlsに十分に適合しているようには感じませんでした。私には、少数メンバーのみを大写しにする頻度が高かったような印象があります(再び記しますが、中継の公的アーカイブがないので再確認はできていません)。

このため、次の合同コンサーは一年くらい経ってから方が良いと思います。ノイミーがCDデビューをしているかは分かりませんが、ノイミーの持ち歌は確実に増えているからです。また、イコラブの持ち歌も増えているので、合同コンサートに限定してノイミーに譲れる曲も出てくるかもしれません。例えば、TIF2019においてノイミーが披露した「届いてLOVE YOU」です。もちろん、センターを務める齊藤なぎさが納得したらですけど。


さて、アンコールにおいては、イコラブの6thシングル(10月30日)の発表がありました。c/w曲はこれまでの2曲から3曲に増え、その内の1曲はノイミーの新曲になるということです。

6thの構成は私の予想どおりでした。ノイミー単独CDが分離され、イコラブCDでのc/w曲が3曲全てイコラブ曲になる1つ前のステップになると思います。


CDに載る4曲の内でほぼ確実なのは、ノイミーc/w曲のセンターが冨田菜々風であることです。これについては、山本杏奈がオープニングにおいて冨田菜々風に話を振らなかった時に、もしかしたら状況が少し変わったのかと一瞬は思いました。でも、よく考えてみれば、杏奈は2~3手の先まで読んでニュアンスを加えるタイプではありません。

私は、c/w曲は、冨田菜々風の特質を上手く活かすことができることを最優先にしてプロデュースされると思います。指原莉乃は彼女の特質がすごく独特であり、寿命が短くなっているのじゃないかと思うほど魂を感じるとshowroomで話しています。


イコラブの曲については予想ががつきません。これまでも指原莉乃は想像の斜め上の曲を作ってきたからです。これには、特に5fhのc/w曲が該当します。「いらないツインテール」は前記のようにヘビメタ風であり、「虹の素」はイコラブ初のユニット曲だからです。

今回は今まで以上に予想がつきません。今までは表題曲のセンターを務めてきた髙松瞳が6thの間はお休みをすることになったからです。指原莉乃のことですから、今回は瞳が不在であることをキッカケにして、イコラブのポテンシャルを更に伸ばすような曲たちをプロデュースするのだろうと思います。

できるならば、今までの楽曲ではフィーチャーされていないメンバー、またはフィーチャーされ方が薄かったメンバーに、センターや、重要なソロパートが割り振られるような曲があってほしいと願います。私としては、イコラブ加入の前は全くの素人出会った瀧脇笙古が、どこまで達しているかを観てみたいように思います。

それから、イコラブにもバラード曲がほしいころだと思います。バラードは現在の主なファン層よりも少し高い年代にも響くと思われます。ある程度までの年代では年齢が高くなると購買力が高くなりますので、様々な売上についても有利になります。この他、単独コンサートにおいてダンスに負荷の少ない曲が1つでもあると楽だと思います。

バラードですぐに思い浮かぶのは、諸橋沙夏です。大学生の彼女は、学業を優先する必要があるのですが、c/w曲ならばそれほどの大きな負荷にはならないと想像します。


イコラブの6thは上で述べたように、イコラブCD(c/w曲:3)とノイミー単独CDに分離する前ステップになると思います。このステップを6thだけで完了するために最も効果的なことは、初週の売上(オリコン)において1位となることです。

イコラブは、戦略を立てることがあまり得意でないようであり、どちらかとナイーブなほうだと思います。また、勝負や数字にこだわらない方のようです。

5thシングルでは、初週の売上は、もう少しのところで10万枚に達しませんでした。でも、累計売上は第8週の時点で13万枚を越えました。ちなみに、某老舗女性アイドルグループMの最新シングルの初週売上(オリコン)は11万枚弱のようでしたが、第8週までの累計売上(オリコン)は12.5万枚弱のようです。

イコラブのデビュー時に遡るならば、1stシングルは週間8位でした。でも、4位とは売上差は2500枚もありませんでしたし、週間4~7位のアーティストの累計売上と較べるならば、運営がナイーブでなければもう少し高い順位となった可能性もあります。

マイルストーンにもなり得る6thには、せめて業界水準の半分程度の戦略と、売上/順位へのこだわりをもって臨んでほしいと思います。


当然のことながらイコラブには、秋元系のように政治力や交渉能力はありません。そして、他のグループが発売を避けてくれるほどの実績もありません。イコラブ5thの初週売上は1位の可能性が十分にある枚数でしたが、ジャニーズWESTが同日発売なって2位に甘んじました。ちなみに、秋元系のラストアイドルの初週売上はイコラブよりも下回りましたが、強い相手がいなかったので初週1位になりました。ミュージックステーションへの出演もそれを受けて決まったのだと思います。

イコラブ運営が政治力がないことは相変わらずなのだと思いますが、プロデューサーの広報能力をより活用することは可能だと思います。彼女は今まではHKT48メンバーであるために、心理的な制約があったのかもしれませんが、平成の最後に卒業しています。

現在の売上に留まっていることの一因には、イコラブが地上波テレビへの出演がほとんどないことや、その結果として大きな知名度がためなどで、CDショップに行っても売っていない、または在庫がなくなっているという現状もあります。彼女による宣伝は、度合いはともかく、これを改善することに役立つかもしれません。


それでは、イコラブ6thシングルの成功を記念しつつ、このブログ記事を終えることにします。長い記事を読んでいただいてありがとうございました。


ーー以上ーー