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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

歌が上手い人が歌うためにプロデュースされたイコラブ7th c/w曲「 My Voice Is For You」(歌唱:諸橋沙夏)とそのMVについて[気持ちとしては暫定版]

=LOVEの初のソロ曲「 My Voice Is For You」がMVにおいて公開されました(歌唱:諸橋沙夏)。アップテンポで爽やかな明るい前向きな曲であり、伸びやかな彼女の声が上手くいかされています。

プロデュースと作詞はいつもの通り、指原莉乃です。その他の担当は、作曲:春日章宏、編曲:清水哲平、MV監督:ZUMIなどです。

歌詞は歌に対する想いをストレートに表したものであり、諸橋沙夏に宛てて作られたと推測されます。それを最も表している歌詞部分を抜き出してみます。

ねぇ 君の好きな声でいたい ずっと
言ったからには 約束するよ
もっと もっと もっと 上手くなる

この曲は=LOVE(以降、イコラブ)の7thシングルCDにc/w曲として収録される曲です。このCDは4月29日に発売予定でしたが、残念ながら、コロナウイルスの関係で発売が延期されました(発売日:未定)。

このCDには他に表題曲と2曲のc/w曲が収録されます。これらの3曲のMVは既に公開されていました。

表題曲「CAMEO」:大谷映美里齊藤なぎさがダブルセンター
c/w曲「君と私の歌」:野口衣織が初センター
c/w曲「君と僕の歌」:冨田菜々風がセンター[姉妹グループ≠ME (通称:ノイミー)の曲]

「 My Voice Is For You」のMV(Youtube)のタイトルには【MV off-shot Edit】という記載が含まれています。本来のMVがコロナの関係で撮影できなかったためです。指原莉乃によると、撮影場所としては沖縄が考えられていたようです。

現在のMVの映像は、諸橋沙夏がおそらく自宅で映した映像、歌の収録の映像、過去映像を素材として編集したものです。過去の映像には他のメンバーも登場します。

このMVにはその映像作品としての評価を高めるための音楽の本質とは離れた要素が組み込まれていませんので、曲と彼女の歌唱の良さが分かり易いです。さらに、彼女のイメージを得やすく、また、他のメンバーとの密接な関わりを知ることができるので、個人的にはこれを正式版にしてもよいのでは思います。


彼女の歌は折り紙付きです。地元(福島県いわき市)の中学生であった2011年には(株)ヤマハミュージックパブリッシングによるタレントオーディションでグランプリを受賞し、2012年には 聖☆少女合唱団 という合唱グループ(リーダー)としてデビューを前提に活動していました。以下に示す洋一さんのブログの記事では、毎週のように東京でレッスンを受けていたと推測しています。

ameblo.jp


デビューはレコーディンクまで進んだようですが、残念ながら実現しませんでした。しかしながら、聖☆少女合唱団の歌唱映像はYoutubeに存在しますので、どのようなグループであるかを垣間見ることができます。以下の動画では彼女がメインボーカルとして「帰りたくなったよ」(いきものがかり)を歌っています。

彼女はイコラブ加入前には、この他、地元の商業施設[ラトブ」のイメージガールを務めており、東日本大震災の後には被害者のためのボランティア歌唱グループBabyTiaraとしての活動していました。これらは本ブログ記事の記載対象外なので、ご興味のある方は上記の洋一さんのブログ記事をご覧ください。


さて、そのような経歴の諸橋沙夏ですが、イコラブ(12人組)において、もう少し活用されたほうが良いのでは思う人もいると想像します。それには、イコラブが大人数(12人)であることと、そのグループとしての特性が関係していると思います。その他に、彼女が少し不運であったことや、自己プロデュース力の意識がやや薄いことも関係していると思います。

多くの人にとって、イコラブ曲におけるダンスの度合いは曲だけを聞いて想像するよりも大きいと思います。確かに、人数が多いと一人あたりの歌唱での見せ所が少なくなるので、一人あたりが薄くなることを防ぐためには、ダンスをより見せ所にすることでの対処がし易いです。

イコラブの曲ではできるだけ多くのメンバーにソロパートを割り振っているので*1、大人数グループとしては各メンバーがかなり生かされています。このため、主に歌唱だけでも物足りなくは感じないと個人的には思います。現在のような度合いであることには、指原プロデューサーがハロヲタであることも影響していると思います。

ダンスの度合いが大きいグループはそれを実現するために、踊り専門のパフォーマーを備える場合があります(例:EXILE)。また、秋元康プロデュースグループようにステージで口パクの場合もあります。でも、イコラブはどちらにも該当しません。

指原莉乃が目指すものを実現している女性アイドルグループとして、すぐに思いつくのはモーニング娘です。ちなみに、モーニング娘のメンバーにもイコラブのファンがいるようです。イコラブはCDデビューして2年8ヶ月経ちますから、イコラブファンで他のアイドルグープに加入する人も普通にいます。

イコラブのファンには、可愛いのでうかつに興味をもったことろ、歌もパフォーマンスもよいのではハマってしまったと自虐する人がいます。イコラブメンバーには初めからある程度垢抜けていたメンバーと、加入してから垢抜けたメンバーがいます。諸橋沙夏の場合は加入時に二十歳であり、芸能活動*2もありましたので、前者に該当します。



諸橋沙夏がその歌唱力をより発揮できるのは、ダンスの度合いがイコラブよりも少ない場合だと思います。彼女は加入前にダンスを習ってきたとはいえ、ハワイアンダンスだからです。

そのようなダンスの度合いのグループとしてすぐに思い浮かぶのは、まねきケチャです。ちなみに、ノイミーがまねきケチャの代表曲「きみわずらい」*3をカバーする際にはダンスの度合いが増えていました。


彼女が少し不運だと思うのは彼女が野口衣織とダブルセンターを務めた1stシングルc/w曲「記憶のどこかで」のMVが作られなかったのことです。さらにこの曲は、おろらくダンスへの負荷が高いためにライブで披露されることが稀です。この曲では彼女のほうが主センターであるので、なおさら残念です。

彼女の自己プロデュースの意識がやや薄いことは、例えばshowroomに現れているかもしれません。showroomで歌うことは評価を上げることに繋がるのですが、彼女は歌って楽しむという気持ちが強いように思います。必ずしもキッチリと歌わないことがありますし、必ずしも彼女の歌の上手さが分かりやすい曲を選ぶわけではないように見えるからです。

彼女は欅坂46のファンであるので、欅坂46の曲を好んで歌います。でも、欅坂46の表題曲のほとんどはステージで生歌で歌うことが前提として作られていないようですし、歌唱がアピールポイントのグループでもありません。


「 My Voice Is For You」は、諸橋沙夏がその歌の上手さを十分に発揮できるように指原莉乃がプロデュースした曲だと思います。ステージを観てませんので何とも言えませんが、これまでのイコラブの表題曲に比べて振り付けでのダンスの度合いが低いと推測します。彼女だけが歌うのならば、歌だけで十分に観客を満足させることができるので、ダンスで加点を得る必要性が薄いからです。歌うことが主ならば、彼女は向かうところ敵なしです。

作曲を務めた春日章宏は、調べたところアニメソングを多く手掛けてきたようです。このためか、アニメのオープニングテーマやエンディングテーマのようであると感じる人が多いようです。

諸橋沙夏にソロ曲が与えられることを期待していたファンの多くは、バラード曲ではないかと予想していたようです。このため、アニメ調の曲であったことは意外であったようです。

でも、この曲では諸橋沙夏がアニメソングも実は向いていることを示すことができたので、彼女の可能性を広げたと思います。また、彼女の歌の上手さに感心が薄いファンにおいては、アニメ好きの割合が高いことを考えても良かったと思います。


この曲でも指原莉乃の作詞の才が現れています。それを特に感じるのが「そう 季節変わる瞬間の香り、雨上がりの匂いも、歌で伝えたいな」という歌詞部分です。

イコラブ曲において彼女が作詞を務めていない曲は4thシングルc/w曲「アイカツハッピーエンド」だけです。この曲は代アニの宣伝的アニメ「走り続けてよかったって」のエンディングテーマであり、アニメの原作・音楽を務めた HoneyWorksがこの曲の作詞、作曲、編曲を務めています。なお、この曲を聞く限り、HoneyWorksは作詞よりも作曲により優れていると思います。

この曲の良さをイコラブ運営(トップは代アニの人)[指原莉乃を除く]が理解できるならば、今後は、イコラブがアニメ曲を歌うとしても指原莉乃が作詞をすることを妨げるものはないと予想します。また、彼女にアニメ曲のプロデュースのオファーが来る可能性もあると思います。


ーー以上ーー

*1:6thシングル表題曲「ズルいよ ズルいね」は全員にソロパートがあることで話題になりました。「Cameo」については未確認。もしかしたらば、当たり前のこととなったので、話題にもならなかったのかも。

*2:彼女は積極的に語ろうとはしませんが、子役で映画にも出演していました。

*3:指原莉乃のお気に入りの曲です。