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人によっては「夏かし」と呼ばれているものです。

「空白の花」(作詞:指原莉乃、歌唱:冨田菜々風[≠ME])を英訳してみました。

「空白の花」については以下のブログ記事を書きました。冨田菜々風(≠ME)が歌うソロ曲です。

natuka-shinobu.hatenablog.com

作詞は≠ME(通称:ノイミー)のプロデュースをしている指原莉乃、作曲は長浜駿平、編曲は若田部誠、MV監督は山戸結希が務めています。

曲は告白することもなく、気づかれずもせずに終わった女子学生の恋を描いています。冨田菜々風はMVでは主人公の女子高生を演じています。


今回は「空白の花」の歌詞を英訳してみました。今ではやったことことがない歌詞の英訳をしたのは何故かというと、英訳することによって歌詞の理解が深まるからです。

日本語においては何となく理解できるので、正確な理解をせずに済みます。でも、英訳の際にはそれでは済まないために、理解が深まるのです。

例えば、1番の冒頭の歌詞である“好きな人がいたんです 5月の風が吹く頃だった”で引っかる人はほとんどいないと思います。でも、英文化を念頭にして、言葉通りに受け取ると、5月の風が吹く頃に好きな人がいたけれど、5月の風が終わると好きではなくなった、または恋の相手がいなくなったとなると思います。

本来の意味は5月の風が吹く頃に好きな人ができて、ある程度の期間は好きだったけど、今はそうではないという意味だと思います。もしそうならば、“好きな人が(いることに気付)いたんです 5月の風が吹く頃だった” における括弧内の記載を字数制限のために略したという解釈ができます。


このように、 歌詞を尊重しながら、文字通りに意味にとらわれずに、本来の意味を解釈して、「空白の花」を訳すことにしてみました。

上記の歌詞部分については、上記解釈に基づいて、まず、“A breeze of May brought me aware that I was in love toward a person”として訳しました。“in love with a person” としなかったのは1方向の恋だからです。もし、これでマズイならば心の中で置き換えていただけるとありがたいです。

日本語での記載順序と同じにするために、that節を前に出すことにしました(I was in love toward a person, a breeze of May brought me aware )。thatは省略しました。

そうするうちに、この歌詞部分に存在する5月の風(A breeze of May)は、主人公にぶつかった男子生徒の擬人化のように思えるようになってきました。この接触のためによろめいた主人公を支えた男生徒を、主人公は好きになったからです。


そんなふうにしてできた拙訳を以下に示します。

妥当であるか不安であったので、google翻訳で日本語に訳してみました。すると、ほぼ意図する日本語に訳されていました。若干不安であった仮定法過去や仮定法過去完了を用いた訳部分も、google翻訳としては問題がなかったようです。“in love toward a person”も理解してくれました。


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  さて、1番悩んだのは、“空白の花”をどう訳すかでした。歌詞を味わうならば、空白という言葉で様々なことが思い浮かぶことは歌の解釈の幅を広げるので好ましいことかもしれません。でも、英訳する立場としては迷ってしまいます。

悩んだ結果、タイトルでは“A flower void of ...”として、“...”の部分は受け手に委ねることにしました。歌詞においては“Kuuhaku no hana (空白の花)”としました。

この妥当性をBNK48版の「恋するフォーチュンクッキー」における歌詞で考えて見ることにしました。日本語の歌詞における「恋するフォーチュンクッキー」に該当するところがどうなっているかを調べてみたのです。すると「Koisuru Fortune Cookie」になってましたので、少なくとも許容範囲なのだろうと判断しました。

代えるとするならば“Kuuhaku no flower”ですかね。


拙訳は英語の得意な人にとっては、どんなものかという訳かもしれません。でも、全く日本語が分からない人には、少なくともとりあえずの理解のために役立つのではと考えて、公開をすることにしました。


[英訳の更新歴 2020年6月5日の昼] 大サビでの表現を、“(あなたがいたから)全てを楽しむことができた” などに変更。



ーーー以上ーーー